心ゆるりは福岡で産前産後の頑張るママをサポートしています。

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心ゆるりってどんなことをしてくれる所?

心ゆるりがインタビューを受けました

産前産後のお母さんをサポートする心ゆるりがゼロメディカルにインタビューを受けました。
心ゆるりを設立した経緯、子育てで悩んでいるお母さんをサポートする重要性についてお話しました。

◆助産師でもある先生が、「心ゆるり」を設立した経緯を聞かせて下さい。

助産院を始めて15年になるんですが、最初から、お母さん方は非常に我慢をされているんですね。
『つらいのは当たり前、我慢しなさい』ってみんなから言われて、そんなもんかな、て思ってる部分がすごくあって、でも「もっと楽になるのよ」てのを伝えたい、楽にしてあげたい、と言う気持ちがすごくありました。
楽になる方法はあるのに、それを知らないで苦しんでるお母さん方がたくさんいらっしゃるのが、とても切なかったんですね。

◆根本にはやはり「苦しんでいるお母さんを助けたい」と言う想いが大きいんですね。

そうなんです、授乳がうまく行かないから、苦しい訳です。授乳をうまく出来れば、もっと育児が楽になる訳です。赤ちゃんの事をもっと可愛いと思える様になるんです。
授乳も含め、育児でいろいろなストレスが溜まって精神的な余裕がなくなると、子供が憎くなって、虐待方向に向かう事もあり得るんです。

◆お母さんだけでなく、お子さんにも良い影響が出るって事ですね。

もちろんです。私はお子さん・赤ちゃんに良い影響が出る様に、お母さんを楽にしてあげたいと考えているんです。

◆そう言った悩みを抱えているお母さんは、多いんですか?

多いですよね…。特に最近「産後うつ」もすごく多くなっています。
抱え込んでどうしょうもない状態、ホルモンの状態がおかしくなっちゃうんですよ。
35年この仕事をやってますが、昼夜逆転した生活や、24時間いつでも活動できる状況になっていますよね、今は。
コンビニとかが出来て、夜でも買い物が出来る、昼夜があまり関係無くなってきた頃を境に、苦しむお母さん方が増えてきている様に、私は感じています。

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◆そう言ったお母さん方は誰にも相談できずに悩んでしまう事が多いんでしょうか?

窓口はいっぱい出来てますよね、建前上の。
例えば『電話番号○○にかければ、いつでも相談受けますよ』ってサービスはありますし、ネットでも調べればいろいろとあると思います。
でも、お母さんが本当に求めているものって何だろうって考えた時に、「不安だよ」ってメッセージを「そうだよね」と受け止める事で解決するものっていっぱいあると思うんです。
答えを求めると言うよりは「大変なんだよ」ってメッセージをキャッチしてあげる場所、自分の事を知っている人が「大変だよね」て言ってくれる安心感って、大きいと思うんですよね。

◆少し話は変わるんですが、助産院を経営されていて印象に残っている事って何かありますか?

そうですね…。乳腺炎を発症している方が診察にみえたんですが、うちには外来しかない、入院設備が無いので帰って頂くしかないんですが、お子さん二人連れて無事にご自宅まで帰れるのかな?って、すごく不安になってしまって、自家用車で送ってあげた事もありました。
また、小さい赤ちゃんを連れて寒い中をご来院頂くより、私が動く方が早いもので、ご自宅へ訪問してマッサージする事もあるんですが、そんな時、赤ちゃんがすごく泣いてる、お母さんも不安気で今にも泣きそうな顔をしている、だけど私も帰って家事をしないといけない…。
一緒に連れて帰って家で休ませてあげたいって思う事が何度もありました。
その点ここなら、他のスタッフもいるし、ゆっくり一日過ごしてもらう事も出来るんですよね。

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◆他にも、心ゆるりの運営意義と言うか、担っている役割みたいなものってありますか?

近は里帰り出産をされても、たとえば出産する方が30代後半~40代はザラなので、その親である、おばあちゃんになる世代も当然高齢なんですね。
そうなると、里帰りしても介護を抱えていたり、足腰が痛かったりで、孫の面倒まで見られないよ、面倒みたい気持ちはあるんだけど、、、て事もあるんですよね。

なので、無理させない様に「里帰りせずに一人で産もう」となったり、おばあさん世代がまだ若くて元気なら元気で、今度は勤めに出ていたりして、結局里帰りしても昼間は赤ちゃんと二人きり、里帰りしてもしなくても変わらないって事もあったりで孤独なんですよね、非常に。

そう言った孤独の中で子育てをしていると、マタニティ・ブルーとか産後うつになったり、赤ちゃんが昼夜逆転していたりすると、実家に帰っていてもおばあちゃんが昼間働きに出ていて夜は疲れているので、赤ちゃんを夜泣かせられない、非常に気を使ってしまう、となるともう、里帰りしないほうが良い、て事になっちゃう。

非常にもう八方塞がりで、なかなか安心して赤ちゃんを産める環境じゃない訳ですね。
なので、産前産後のサポート環境をウチのような施設などで整える事が、出生率の向上、少子化対策にもつながるんじゃないか、それから、お母さんのストレスを軽減してあげることが出来れば、虐待防止にもなると思うんですよね。お母さんのストレスが溜まらない様にしてあげる事で、良い方向に向かうと私は思います。

◆やっぱり虐待の原因としてはストレスから来るものが多いんですか?

やはりこの、どこに怒りをぶつけていいか、はけ口が弱い者に行っちゃいますよね。だから、お母さんがストレスを溜めない環境を整えれば、虐待はかなり減ると私は思いますよ。

生まれたばかりの赤ちゃんて、みんな同じなんですよね。でも例えば、20歳になった時って、大きく変わってるじゃないですか。環境の影響ってのは、すごく大きいと思うんですね。なので、みんな幸せになってもらいたいな…て思います。

◆先生が心ゆるりを運営する上で、お母さんたちに対して気を付けている事学んでもらいたい事があればお聞かせ頂きたいんですが。

利用者にもスタッフにも言える事なのですが、ひとりで何でもやろうといろいろ抱え込み過ぎると、どうしてもそのしわ寄せは子供に来ます。
だから私は、みんなの手を少しづつ借りたらもっと楽に出来るんじゃない?と言う想いがあります。
うちではまるで大家族のように、大勢の子連れのお母さんたちがお互いに協力しながら、
子どもの面倒を見たり、代わりに抱っこしてあげたり、みんなで助け合って、楽に子育てをして行こうよ、と伝えています。
(ここで熱が出て苦しんでいるお母さんからの電話相談のため、一時中断)

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◆どんなスタッフさんに育って欲しい、お母さんになって欲しい、理想像みたいなものってあるんでしょうか?

家でも仕事でも、笑顔が多く出るような、て事ですかね。
私も長年勤めていたのでわかるんですが、どうしても仕事優先の社会じゃないですか。
子どもが少々病気していても『何を甘ったれたこと言ってるの?』て環境で仕事してる部分がありますよね。

「心ゆるり」という場所だから出来るとは思うんですが子供を優先に仕事をしようと。
子どもの病気や心が落ち着いて初めて、お母さんは安心して仕事が出来ると思うんです。
だから何か家庭に問題があったりすると、仕事にも集中できないと思うんですね。

人にやさしくなんて、とても出来ないですよね。
だからまずは自分の家庭を整えると言う意味では、あまり仕事を抱え過ぎないようにしてバランスをうまく取れるくらいの仕事量で
徐々に増やして行って子供の手が離れたらもっと仕事を増やすと言うスタイルで仕事をして欲しいですね。

◆今後「心ゆるり」をどのように発展させて行きたいかお考えがあればお聞かせください。

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認定講座を開いてサポーターをどんどん育成しているんですが、もっといろんなところで増えてほしいと思うんです。
だからここで学んだ人が、まだ基礎編だから、これからもっともっと力を付けてもらいたいんですが、いろんな基地をたくさん設けたい。全然ウチとは関係ないところでも、お母さんへの癒しを提供できるようなスペースをもっと多くの人に作ってもらいたいなと思ってます。

昔の田舎なんかには、隣近所に出入りしてお茶を飲むスペースとか、世間話をする様な環境が自然にあったと思うんですが、お母さんはもちろん、おじいちゃんおばあちゃんも含めてそう言った機能も果たせるような施設になればいいな、と思います。
年代の違う、思春期の子供たちも含めて、地域のみんなが集まって大家族のようになれば良いですね。

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